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 『我が故郷・北海道の方言…函館弁』


 函館弁と言っても、「弁当」には全然、関係ない。

 「方言」のことである。




JR函館駅で販売『はこだて夜景弁当』


「北海道弁」と言ってもいいのだが、「函館弁」には、
北海道弁の中でも、ちょっと特殊な傾向がある。


このため、話をしていると、八雲人からも、
小樽人からも、札幌人からも、
「あんた、函館の人でしょ!」
と言われてしまう。


ナゼ、そうなるか。

函館弁には、函館独特の「濁り」が入る、という
特殊性があるからである。

「いか」→「い

「はこだて」→「は

「行く」→「行

「早く」→「早」etc。


昔、私が小さかった頃、リヤカ−を引いて「イカ売り」に
来たおばちゃんたちの売り声も、やっぱり、
「いかぁー、いかぁー」
ではなく、
「いぁー、いぁー」
「いぇー、いぇー」
だった。


JR函館駅で販売『北の家族弁当』
こういった「なまり」は、中々ぬけないもので、
第二の故郷・埼玉でぬけぬけと暮らしながら、
ちょっとした間違いで、「は」なんて発音をしてしまった
日には、どこか違和感が残ってしまい、居心地が悪い。

濁らせないことには、「自分」ではなくなってしまう感じなのだ。


だから、気がつくと、今でも、
「晩のおがぁず、イガぁ刺しで、いいがぁ?」
なんてしゃっべってしまう。ま、これは、ちょっとやりすぎか。


北海道を出てから35年以上たつけれど、
今でも、近所の酒屋さんに入っていく(今日も、
当然、行く!)時は、
「おばんで〜す(=今晩は〜)。」
だもんなあ。


ゴミを「捨てる」なんてことは、とても言えない。
ゴミは「投げる」ものなのだ!

「お父さん、ゴミ捨て、お願いね!」
「おう、ゴミ投げぇナ!」


チャコさんに指圧をしてもらっている時などは、
「もちょけぇ〜!(=くすぐった〜い!)」
と叫んでしまう。
JR函館駅で販売『いかすみごはんそぼろ弁当』


まあ、「アイデンティ」の問題なんであって、
そうそう簡単には、函館弁を捨てるわけには、
いかないんだワ!



JR函館駅で販売『青函トンネル弁当』


うちの父は、岩手出身なのだが、「岩手」、「青森」
あたりに、未知なる「親戚」系の人々が、いっぱい
いるような気がしてならない。

その中の一人。

『私がおがったのはのページ  サルでもわかる青森県地図だっ!!』 

(残念ながら、このサイト、閉鎖されたようです。もったいなかったなあ。)

の管理人さんなどは、「うちの親戚」に決まっている!

しゃべくり方が、そっくり。


「ご意見を!」などと書いていながら、アクセスする道筋が全くない、
なんていう、なまら(北海道弁=とっても)東北・北海道人らしいとこ
ろも、そっくりだ!!

で、何とか連絡を取れないものかと、大笑いしながら全ページを読んで
いて気がついた。この方、女性だった!


アイヤー、どっとはらい。


函館弁」、「北海道弁」に関しては、面白いサイトが
いっぱいあるので、ぜひ、お出かけを!

《お勧め》
 
  良い子の函館弁講座!
  Bon Courage!!〜ぼんくら〜」というサイトの中のコンテンツの一つ、「Little Column」の中に
  この講座がある。


  伏田良のお笑い北海道方言辞典
  「Salad House」というサイトのコンテンツに「Furano Now!」というのがあり、
  その中のLocal Langegeにここが出てくる。


*どれも、なまら面白いサイトだ!!


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