北の大地・北海道☆旅

故郷・北海道の物語

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   『北の大地・北海道、2007年夏の旅』




 2007年8月8日(水)、我が故郷、北の大地・北海道

 に向かって出発。

 『北の大地・北海道、2007年・夏の』のスタートで

 ある。

 ここ2年間ほど、仕事で休みがとれず、北海道に

 帰ることができないでいた。


 パートナーのチャコさんと一緒の帰郷は、5年ぶりに

 なる。





        「国後島」(Photo by「DO PHOTO」)

8月8日(水) 1日目


午前11時、東北自動車道に入る。

青森までは670qの距離だが、この日は、岩手県の八幡平の

温泉民宿「こせ川」に宿泊の予定。



「こせ川」を経営しているご夫婦の奥さんの方が、チャコさんの元同僚だった

方で、ご主人が脱サラで民宿を始めらるということで、学校の仕事を辞めて

現在にいたっている。



5年ぶりの再会である。ご夫婦ともお元気でよかった。

前回、宿泊をした時は、愛犬「ブンジロー」が一緒だった。

こせ川家の愛犬「ゴン」ちゃんの写真を撮ってくるべきだったなあ。


「こせ川」では、おいしい料理をさかなに、またたっぷりと飲んでしまった。

 温泉民宿こせ川






明日の14:20発の東日本フェリーで、北海道に渡ることになる。





8月9日(木)  2日目。


「こせ川」を出発。


青森に近づくと、ほぼ決まって「ドシャ降り」にあうのだが、

今回も、「ドシャ降り」にあった。


「弘前城を見ていこう。」

ということで、高速道路から下りていくと、

町の中は、晴れ!


用事を済ませて、高速道路に戻ってくると、

途中、これがまた「ドシャ降り」なんだなあ。



要するに、高速道路は、山の中の高いところを

走っているからなのだろうな、ということになった。



東北自動車道の「青森」の出口のところで、違う道の方に

入って行ってしまったため、50mほど逆走をしてしまったが、

これは内緒だ!




とにかく、余裕を持って青森のフェリー埠頭に到着。






14時20分の予定を40分近く遅れて、青森を出航。

東日本フェリー」21便の「ばにあ」である。

4時間の船旅になる。

    出発前。出航時刻がすぎているが、
    キャンセル待ちの車が、まだズラーっと並んでいる。
    エンジン始動。 40分遅れで、いよいよ出航だ。
      こんなでっかい船なのに、後ろの甲板で
      作業をしている乗務員は、2人。
      まん中の人カッコイイな。
       もちろん、船長さんではないと思うが、
       「出航」の重要な役割を担っているのだろう。
            右下に、もう一人の人。
           まだまだ作業が続く。
   「ヨッシャァ!無事、出航完了。」といった感じ。
       そして、2人とも、いなくなった。
            さあ、一路、函館へ。
       船と一緒に、随行するカモメ。
               これも
              これも
            悠々と
           同行中
        みんな「函館行き」のカモメたち。



             船が来る。 
        東日本フェリーの青森行きだ。
          「船名」、分かるかな?
              「びえな」?
   分からなかった。
   「青森行き」のカモメも随行していることだろう。
        函館山が見えてきた。
           港外に停泊する船。
   左手に、「函館どつく」のクレーンが見えている。
          港内に入港。
   函館の町。7時を過ぎているのに、夏だけあって
   まだ明るい。
         フェリー埠頭が見えてきた。
     青森へ出航準備をしている「ばあゆ」。
    いよいよ、北の大地・北海道に到着だ。


情けないね、フェリー埠頭を出て柏木町の実家に向かうのに、道を

迷ってしまった!

何年も来てないと、こうなる。




夜、母、チャコさんと3人で、五稜郭公園の近くの「粋匠」で夕食をとる。

夕食といっても、私にとっては、「酒を飲む」だが。



   これが、出てきた「活イカ」(かついか)。


   足が動いている。この部分は、後で

   唐揚にしてもらった。


   「ゴロ(イカの肝臓)」も、刺身で食べる。

   「ゴロ」は、焼いて食べるのは大好物だが、

   「刺身」で食べるというのは、初めてだ。


   こりゃあ、やみつきになる!

8月10日(金)  3日目。



八雲町の弟のところに一度立ち寄ってから、道央道を旭川に向けて

ひたすらに走る。
北海道には、マナーの悪い運転手がいっぱいだ!


追い越しをかけてきて、車間距離50mもないようなところで前に入り込んでくる。


(もっと先で進路変更をして入れよ。)


と思うのだが、マ、それは我慢するとして、入ってきてそのままトットと先に行っ

てしまってくれるのなら、モンクはない。

ところが!


(鈍牛か、お前?)


みたいに、ひたすら50m先を、そのまま走り続けるバカがいる!


こっちは、現状のスピードを維持したいので、時速100qで走り続けているわけ!!

それを追い越すってことは、もっと早く行きたい(=好きにしろ!覆面に捕まれ!!)

からなはずなのに、追い越して50m先でこっちと同じスピードで走るって、


(バカヤロー!しんじられな〜い。)


ということになる。




結局、こちらは、車間を取るために、スピードダウンをしなくてはいけないことになる。



何て、マナーの悪い運転手かねェ。



ま、こんなおバカなど気にせず、時速100q前後くらいで我慢して走っていた方がいいと思うよ!



札幌から旭川間で、2台くらい覆面に捕まっていた!

よほどすごいスピードを出していたのだろう。



北海道の道は、「好速道路」的なところがあるからねえ。


それにしても、クワバラ、クワバラ…。


本日の宿泊は、キトウシ高原ホテル

旭川市中心部から車で20分ほど走った、キトウシ森林公園内にある。

《日本最北の動物園『旭山動物園』に一番近いホテル》なんだそうだ。



「キトウシ」というのは、アイヌ語で、「アイヌねぎ(行者ニンニク)が

いっぱい集まっているところ」という意味らしい。


8月11日(土) 4日目。



ホテルの裏手にあるキトウシ高原の展望台(キトウシ展望閣)からの景色。






     展望台の掲示板には、旭川市、上川盆地の
     眺望と一緒に、「大雪山」「十勝岳連峰」が見
     えると書かれているが、ずらっと見回したが、
     雲が多く、残念ながらどれがそうか分からな
     かった。

  

   旭山動物園へ向かう途中の道。


   歩道と車道の境界を示す矢印。 

   雪で道路が覆われた時に威力を発揮
   
   する。

   北海道では、おなじみのものだ。

日本最北の動物園旭山動物園、見学。


             フラミンゴ。
       コウテイペンギン(?)。すぐ近くで、
         フラッシュをたかないでネ。
          フンボルトペンギンでいいのかな。
      こんな風に生き物の姿を見ることができる
       ところが、旭山動物園の魅力。
           アザラシ。
         下から見ているんだよな。            
 
       「熊を見ているお客さんと熊」を見ている!
       寝ているメスのライオン。オスは?
            歩き回っているオスのトラ。
             眠っているメスのトラ。
           歩き回るオスのヒョウ。
              寝ているメス。



メスはどっしり。

オスはセカセカ。


「なにそんなに、動きまわっているのヨ!」

(男なんだから、もっとドッシリしていたら!)



「…ムムム。」

(…女を守るために、警戒しているわけなんだけどなァ。)




寝ているのはメスが多くて、動きまわっているのは

オスが多かった。


何かわけでもあるのかネ。

「人間」と、あまり変わらないか。


旭山動物園を午前中で切り上げて、本日の宿泊地、知床に向かってG0!

 

     どこまでもまっすぐ続く北海道の道。
           つづら折りの道。
             トラックが行く。
            トラックが消える。
        後続車のずっと先の先頭に
           さっきの、あのトラック!

           

    
    分かりにくいので、右上の
 写真の中央部分を 拡大。


    粒子が粗くなっているけど、

    何とかトラックが見える。








    牧草ロール。

    これを撮りたかった!
    牧草ロールには、どこか「北海道」的なイメージがある。
ウトロの「いるかホテル」に到着。

  いるかホテル



ここの夕食メニューは、感激ものだった!

螺貝の煮付け、茹でた花咲蟹半尾、チャコさんの分と合わせると1匹になる。

あと、私の大好物、カスベ(エイ)の煮付けも。



ご主人の山本泰寛さんもおっしゃっていた。

「うちの夕食のメニューは、お子様向けというよりは、お酒を飲む方向け

 なんですよ。」

きびきびとした若い従業員の人たち。

ご主人と奥さんの指導が行き届いているようだ。



「クリオネ」が出てきた。

冷蔵庫で、ペットボトルの中で飼っている

とのこと。

普通、オホーツク海の冷たい流氷の下でしか

見れないと思っていたのに!
      
   ペットボトルの上の方で赤く見えるのが、クリオネ。
     いるかホテルのご主人・山本泰寛 さん。
     お世話になりました! 
      こちらは、メールで送っていただいた
      「クリオネ」の写真。


クリオネが貝に襲いかかるシーンをテレビで見た話をご主人にしたら

それは断じてクリオネの本質ではない、とのこと。

海水の中で、いつまでも静かに生き続ける生き物だとおっしゃっていた、

とのことだ。

私は、その頃は、かなり酩酊していたようで、ご主人が、そうおっしゃって

いたと、後になって、パートナーのチャコさんから聞いた。
8月12日(日) 5日目。



「いるかホテル」のご主人のクルーザー『デルフィナス号』で、海からの

知床半島周遊に出かける。

乗客は、昨日「いるかホテル」に宿泊した中の8名。
いよいよ出発。
        エンジン全開で、ウトロ港を出航。
              さすが、速い!
         要所要所で立ち寄り、見学。
        オホーツク海の波でこうなるのかねえ。
                滝が多い。
       知床半島の中央部(この辺?)で、
      エンジントラブル発生
近くに来ていた上の遊覧船(ゴジラ岩観光カムイワッカ号
に乗り移って、ウトロ港に戻ってきました。
「難民」になった気分。でも、お世話になりました!
     いるかホテルの奥さんが車で迎えに
       来てくれていて、小休止。
       小休止していたお店のそばの「ゴジラ岩」。




船長(ご主人)から連絡が入り、エンジントラブル解消。


「何としても、クマ・ウオッチングをしたいよねエ!」

ということで、再度、8名全員クルージングを敢行することになった。



      元気になった、この船、『デルフィナス号』です。
     エンジン、すこぶる快調。最初の時と
     波の立ち方が違う?
   第一の目的地、クマウオッチングの場所目指して!
           途中、ちょっと要所見学。



第一の目的地に接近。


クマがいる!



釣り船が1艘。

クマのいる川の方にキャスティングをしている。

アメマス釣りだ。

船長が、すかさず、釣り船にマイクで注意。

「クマが来ている時は、キャスティングしないでください。」
      クマは3頭。(拡大したので、粒子が粗くて分かりにくいのが残念!)
            3頭も、一緒に出てくるのはめずらしいとのこと。
クマの世界は、「順位」が決まっているそうで、

3頭の中でも、ちょっと大き目のクマが、エサ取り

をしていて、あとの2頭は、自分たちの順番が来る

のを待っているのだそうだ。



本当で、大き目の1頭が川の中に顔を突っ込んでおり、

あとの2頭は、警戒したような感じで、じっと待っている。
    記念写真。
    これが私のパートナーのチャコさん。
    私。実物は美男子なのだが、写真写りが悪いだけ。




一路、知床半島の最先端に向けてスタート。


あれが、最先端か?


まだまだ先のようだ。
      いいねえ!途中で会ったカヌーの一隊。    
      一服中のおじさん。小さくて見えないか。
              灯台が見える。
        知床半島の最先端をバックに、
        再度、記念撮影。




いよいよ最先端に。


天気は最高。波はおだやか。


普通、波が荒いことが多く、このあたりまで来れるのは

めずらしいとのこと。


   本当は、「国後島」が写っているんですが…。
   写真の水平線を10分くらい見ていると、見えて
   きます。
    「D0 PHOTO」からお借りした「国後島」の写真。
    うっすらと、こんな感じで写っているんですけどねえ。




一路、ウトロ港を目指して、全力帰還。



「いるかホテル」の方々、同乗した皆さんとお別れして、今日の宿泊地、

釧路へ。
車中から撮った「知床連山」(でいいのかナ)。


摩周湖。

幻想的な眺めだ。

湖の中に映った空だけを見たら、それが本当の空のように見える。



ここ、北海道川上郡弟子屈町にある摩周湖は、日本で最も透明度の高い湖の一つとして有名。

1966年に布施明が歌った『霧の摩周湖』(作詞:水島哲、作曲:平尾昌晃)でも、有名になったナ。


北海道の道東中央部に位置する阿寒国立公園内にあり、阿寒湖、屈斜路湖と並ぶステキな湖だ。

摩周湖は、2001年に、「北海道遺産」に選定されている。






さて、この日は、北海道川上郡標茶町の『釧路湿原パーク憩の家・かや沼』で宿泊。

ここは、《釧路湿原国立公園で唯一の天然温泉》なのだそうだ。






8月13日(月)   6日目。


今日は釧路湿原を見てから、夕張まで走る予定。




釧路湿原パーク憩の家・かや沼』の敷地から

撮ったシラルトロ湖。


ここには、タンチョウが生息しているらしい。


秋から冬には白鳥が来訪するという。


ノロッコ鉄道」に乗って、午前中くらいの予定で、ゆっくり釧路湿原を楽しむ

つもりだったが、むずかしいもんだねえ。

「ノロッコ鉄道」を利用するには、1日がかりでないと無理そう。

午後には、夕張に向けて走り出さなければならないので、

しかたがないので、車で行けるところを探すことにした。
国道391号を走って、途中、「細岡展望台」方向に向かう。
             おっ、電車。
        ノロッコ号ではないようだ。
   細岡展望台から見た湿原。釧路川をカヌーで
   下っている人がいるのだが、写ってない。
    展望台から普通のデジタルカメラで撮ったんじゃあ、
    湿原のイメージがつかめないナ。
    いいデジタル一眼レフが欲しい!
もう「夕張」へ向かっている!

あわただしい。

    夕張へ向かいだしてからの方が、湿原っぽい。
            海沿いの国道を走る。
        ラベンダー畑?いいえ、シソ畑。
          有刺鉄線に電気が…。
こんな景色を見ながら、夕方、やっと夕張に到着!
8月14日(火)   7日目。
      この「エスティマ」で旅行中です。↑
昨日、宿泊したホテル シューパロ

このホテルは、「夕張映画祭」でも会場の一つと

なったところ。

「夕張映画祭」は、2006年に市運営による開催の

中止が決まり、惜しまれていたが、夕張市民有志

により設立された「ゆうばりファンタ」が中心となり、

2008年3月19日から5日間の予定で、再スタート

の準備が進められている。






ホテルシューパロの前の通りは、「キネマ街道」と呼ばれている。




いたるところに、「がんばれ ゆうばり」の幟。




レギュラー144円/g!

応援給油。


     中央の瀟洒な建物が、JRゆうばり駅
       見学していたら、電車が入ってきた。
     映画『幸せの黄色いハンカチ』のロケ地が
      記念館になっている。
          今日も、黄色いハンカチが。
弟夫婦や実家等へのお土産に「ゆうばりメロン」を買って、次の目的地・白老町へ。
           北海道には限らないけど。
     山の中の道などには、こういう看板が多い。




白老町では、「仙台藩白老元陣屋」を見学。

ポロトコタン」は、チャコさんのみ見学。





一応、夏の旅「前半のスケジュール」は終了。




弟夫婦の住む八雲へ向かう。





8月15日(水)  8日目。

墓参り。

弟夫婦と弟夫婦の息子二人(高1、高3)と一緒に、函館へ。

函館の東山霊園で墓参をすませた後、夜は、80歳になる母

も一緒に回転寿司で夕食。


鰊(にしん)の寿司というのは、はじめて食べた!






8月16日(木)  9日目。 




釣行。

弟が運転して、八雲の川を案内してくれた。



放牧されている牛。


上八雲(かみやくも)の川。

いい瀬である。

しかし、私の仕掛けは、落ち込みがないとダメ。
    せっかく来たので、エサになる黒川虫など探す。
    チャコさんは、川石を拾っている。
      上流で、アユ釣りの人。写っていない!

        上八雲の
「昴(すばる)」
        本格的なログハウスの喫茶店。

      「めぐる季節に」というブログに、[昴]が出ていた。
        :
上八雲にて・喫茶 昴

    夏向けのおいしそうなメニューがあったが、
    私は、ホットコーヒー。
    クマの襲来から「昴」を守っている(?)ワンちゃん。
               かわいいね。
       場所替えのため移動中に出てきた
       トウキビ畑のそばの看板。
        牧草用のトウキビ(左側)が大好物な
        クマが出没しているらしい。
          岩魚も山女魚も、今年は出てこない!     


結局、八雲に来るたびに、いつも行っていた

行きつけの川でヒット。


でも、何でニジマス?



夜のバーベキューで、チャンチャン焼きに。



以前は、バーベキューの匂いに惹かれて

キタキツネが出てきたものだが、今じゃあ、

下手をすれば、クマ?
        (Photo by 「DO PHOTO」)
8月18日(土) 11日目。


函館の実家へ向かう。
    新しい八雲町の名所、噴火湾パノラマパーク
    噴火湾を見渡せる八雲町の丘陵地にできた
    道立公園だ。
    古くからの八雲町の名所、「ハーベスター八雲
    自家製のハーブや地場の山海の幸などがいっぱい
    のピザ、ハーブ鶏を使ったフライドチキンが自慢の
    お店だ。
     土曜日で、しかも好天もあって、満員の入り。
     お店のベランダからの眺めがスバラシイ。
    イチヤママル 長谷川水産。ここのものはいい。
    構内「禁煙」の貼り紙が…。
      工場内の直売店。お土産に、塩辛2本と
        ボタンえび、毛ガニ2匹購入。
        弟から、タラバ一匹。
        24日(金)の昼過ぎに我が家に届く予定。


ここの「塩辛」は、歯の弱くなった私のような

「中年寄り」(中年の年寄り)にもいい。

ミミ(エンペラ)だけで作られている塩辛が最高。

イカのかたさが均一なので食べやすい!

これだ!
          エンペラだけで作られた塩辛。
      大沼公園を過ぎた辺りで入った蕎麦屋さん。
すぐそばに、人気の「七飯岳の湧水」がある。
峠を越えて」というサイトの中でも、取り上げられている。
北海道の旅」→「名水・湧水」→「七飯岳の湧水(七飯町)
という箇所である。



函館市内を走る。

今回の北海道旅行で撮りたかったもの。

中島町。

中島廉売。

新川。

中島小学校。

青柳小学校。

函館公園。

坂。


五島軒。

弥生小学校。

末広町のアパート跡。


「ライオン食堂」はなくなっていたが、「來々軒」(創業昭和10年)

は残っていた!



土方歳三終焉の地へ。

ここにも、ハマナスが。


小学6年生で転入した高盛小学校。

そして、「夕鶴」の光成中学校。



大森浜の石川啄木の小公園。

砂山、お化け煙突のあった辺り。


函中。




私の撮りたかったものが、ほぼ撮ることができた。



話の中にはほとんど出てきていないけれど、私の弟が

運転手をかってでてくれて、案内をしてくれたお陰である。


私など、もう、函館市内の地理が全然分からなくなっている。



夜、五稜郭で、飲んだあと(私は、また「活イカ」を注文!)、

弟は、汽車で八雲に帰っていった。





8月19日(日)  12日目。



朝の散歩。

    中、高校時代に通った日本基督教団「函館千歳教会」
   中部、ラサール、遺愛など、たくさんの高校生が集っていた。
        市電の通りの銭湯は、まだ残っていた。
     市電・五稜郭電停前付近、この本屋も変わっていない。
    同じく、市電・五稜郭電停前付近。
    このパチンコ屋は、名前が変わっているけれども、
    前からここにあったな。
    「1968年十勝沖地震」の時の「予備校」は、
    このパチンコ屋の裏辺りにあったんだっけ。
     遺愛女子校。「遺愛女子校」の制服もステキだった!
     が、「函中」の女子のセーラー服も良かったんだ!
制服に興味がある、と言うと何だか物議をかもしそうだが、

参考までに、こういうサイトもある。

「制服コレクション」


 函中の制服は、この中の「北海道函館西高等学校」に一番
 近いのかな、と思う。



 函中の夏のセーラ服を着ていた私の「初恋の人」を思い出すナ!


午後、五稜郭公園内と新しい五稜郭タワーを見学した後、

チャコさんと夕飯の材料を買い出しに行った。

今回の帰郷の中で、函館ですごしたのは、たったの3日。


明日、北海道を去るという最終日に、母とゆっくりすごす一時を、やっと作ろうと

している。

情けない息子だ。



活きのいい刺身になるものをと思って、「中島廉売」まで車で走っていくと、なんと、

「お休み」!


そういやあ、五稜郭電停前の市場も閉まっていた。

日曜日はやってないんだ。



結局、「スーパーマーケット」で、晩ごはんのおかずの材料を購入。


母とチャコさんと私、三人でゆっくり夕食。



短い日数だったが、母からは、私の子ども時代の貴重な話をいくつも聞くことができた。

勝手なもので、こちらに帰ってきてから、聞き忘れたことを電話で聞き直したりしている。





8月20日(月)  13日目。



朝9時40分発の「ばにあ」で青森へ出航予定。


時間に余裕を持って、しかも、道に迷うなんていう不名誉が再びあってはならないと、

前日、「函館市街図」で確かめていたのに。


またも、道に迷ってしまった!



ここだと思って行っフェリー乗り場に入っていくと、見たこともない乗り場と建物がある。


(アレ?)


行きつ戻りつして、慌てふためいて20分近く走りまわった結果、結局、最初に行った

場所で良かったのだ。



なんともはや!

青函フェリー」のターミナルが100mほど離れた場所に新装オープン。

新ターミナルが立っていたのだ!



こちらとしてみれば、


(何だ、これは?)


と思うような外様に見えたものだから、


(ココではない!)


と思うような具合なのだ。





こちらに着いた時が夜だったのも、よくなかったのかもなァ。

あと少し、この近辺をチョロチョロ走ってみりゃあ、慌てる必要は

全然無かったのにねえ。



マ、早めに出て来ていたのが幸いだった。






一緒に出航を待つカモメの皆さん。

青森まで同乗するらしい。

     定時に出航。右の船は、9月就航の高速フェリーだろう。
             函館どつくと函館山。
               
        遠ざかる函館山。北海道。





青森が見え始める。


この後、秋田、宮城で宿泊し、23日(水)、我が家に無事帰還。

2週間、自動車のメーターで、およそ2900qの旅だった。(完)
                                         ▲ページTOPへ戻る 
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