イカの街・函館★イカ売りの声

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イカの町・函館☆イカ売りの声

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    イカの街・函館とイカ売りの声』



    私が函館に住んでいた頃は、朝早くに、

    イカ売りの声を聞くことができた。

    子どもはまだ夢うつつで、母親が朝ごはん

    のしたくに取り掛かっているような時間帯

    だったろう。

    イカ売りの声が聞こえてくるのである。

    イカの街・函館の昔の風景である。




           イカ釣り船。


リヤカーの後ろに、イカの入った箱を積んで、売りに来る人や、

自転車の後ろの荷台に、イカの入った箱をくくりつけてやって

くる人もいた。

男の人よりも、女の人(おばさん、おばあさん)のことが多かった

ように思う。



イカ売りの人たちの声は、

「いがぁ〜、いがぁ〜」

とか、

「いげえ〜、いげえ〜」

といった感じで聞こえてくる。


どう聞いても、

「いか〜、いか〜」

ではなかった。



今はもう、おばさんやおばあさんたちの

「いがぁ〜、いがぁ〜」

は聞かれなくなったようだが、代わりに、

函館には、
「イカソーメン」「活イカ」とい

う名物ができ、
「イカ踊り」というのまで

できている。



「イカめし」というのは、まあ、前からあった

ようだが、35年以上も前の私は、「イカめし」

に関してあまり知識がなかった。




私が子どもの頃は、
「イカ刺し」はあったが、

「イカソーメン」、「活イカ」という言葉・表現は、

無かった。


「イカ」というのは、わざわざことわらなくても、

函館では、生きているもの、だったのだから。





「イカソーメン」「活イカ」「イカ踊り」も、私が

35年以上も、函館を留守にしている間に、

イカの街・函館の人たちが、時代と共に

発明してきたものなのだろう。

  「イカ刺し」。この活きの良さでは、「活イカ」
   と言ってもいいかもしれない。
   「イカめし」。中に入っているご飯は、
    もち米(おこわ)なんだね。
         「イカソーメン」。
     こういう形で、出てくる「活イカ」。
   「イカ踊り@」(函館イカ踊り後援会より)

   「イカ踊りA」(函館イカ踊り後援会より)
   「イカ踊りB」(函館イカ踊り後援会より)
          こういうものまである。
ここずっと、港祭り(8月1日〜5日)の頃には、函館に帰省をしていないので、

「イカ踊り」がどんなものなのか分からなかったが、You Tubeで見つけた!!




みんな、努力をしているのだ。




それにしてもすごいねェ、インターネットって。

函館のイカ売りの声が聞くことのできるサイト、なんていうのがあるんだよね。

ビックリしちゃった。


『dosanko』というホームページの中の『北海道の音』というページ!

これでは、

「「いか〜、いか〜」

と聞こえるけどネ。



イカ売りの声以外にも、ステキな音が収録されているので、ぜひ訪問して

みるといいと思うナ。





青森の「イカ売りの声」を知らせてくれる、ステキなホームページも見つけた。


私がおがったのはのページ  サルでもわかる青森県地図だっ!!

というサイト。



大笑いしながら読ませていただいている。この方、お元気なのだろうか?

連絡が取れればと思うのだが、どこにも連絡先がないのが残念!



アイヤー!どっとはらい。

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